フランス旅行記① ~準備編①~ 

旅の目的

 この旅の目的はただ1つ

美味しいワインをしこたま飲みたい!!

コレにつきます。オマケで昔(2008年末)旅行で訪れたパリへの再訪です。
 このブログは、旅行中にあったことをその日のうちに事細かに記載するという睡眠時間を削る過酷な作業によって作られた日記をもとにして作成しているので真に迫った内容になっています。しかしこのままだとただ単に酔っ払いの日記になってしまうので、旅のお役立ち情報や赤裸々なお金の話までしていきます。
 僕たちは別に英語やフランス語が堪能なわけでなく、外国語をまくしたてられると聞き取れないし、すぐに返答もできないような言語弱者ではありますが、そのような者でも充実したフランス個人旅行を計画し、実行することができましたので、我々のようなめったに旅行に行かない人間でも安心して旅行できるように、使えるアプリなどのお役立ち情報満載でお届けしますので、ぜひ最後まで読んでいっていただけば嬉しいです!

スケジュールと目的地

 4月24日の夜にシャルル・ド・ゴール空港に到着してから、7日後に同空港に帰るためまでの間のザックリとしたスケジュールと目的地は…

 

長距離の移動はすべて特急電車(TGV) 
パリ→ボルドー→パリ(通過)→ストラスブール→ランス→パリ

↑のような感じです。

初日:夕方にシャルル・ド・ゴール空港到着 → バスでパリ市内へ
2日目:パリから特急電車に乗ってボルドーへ移動。2日間過ごす
4日目:ボルドーから特急電車に乗ってストラスブールへ移動
5日目:ランスに立ち寄りつつ、パリへ
6日目:パリで市内観光+お土産購入
最終日:パリからシャルル・ド・ゴール空港へ

 お気づきでしょうか、わざわざボルドーというフランスの南西まで行っておいて、フランスの北東のドイツ国境近くのストラスブールに移動するという暴挙に出ています。ワインの産地を巡るなら他にも近場でブルゴーニュ地方とかあるだろ!というツッコミが入ると思いますが、ボルドーからブルゴーニュ地方に行くには、特急電車(TGV)で行く場合パリまで結局戻り、しかもパリの大きな駅で乗り換えることになります。またレンタカーでも行ける距離でもなかったので、どうせ遠くに行くなら!ということで、ボルドーから乗り換えなしでいけるストラスブールにしました。

 結果的にストラスブールに行ってとても良かったです。パリ・ボルドーではフランス料理を食べ、赤ワインを飲みまくっていたので、途中でアルザスワインとドイツ料理にも似た独特な料理を食べられたことで、食にアクセントがついて飽きるなくとても良かったです!またパリに戻るときにランスに立ち寄れたのも良かったです。それに電車の中で田園風景を見て、ワインを飲みながらゆっくり旅行できましたしね。また、これだけ移動が長い場合、

「フランス国内の飛行機を使った方が良い」 
「レンタカーの方が楽しい!」

という意見もあると思います。もちろん検討しましたが、以下のことから断念しました。

●ボルドー行きの飛行機の数が1日1便しかなかったこと(Volotea航空)
●飛行機に持ち込めないほどの荷物(ワイン)があった場合、手荷物検査で失敗したくなったこと
●レンタカーを乗るとワインが飲めないこと

 このことから、今回はあくまでワインが主役であるため、シャトー見学を除いて主要鉄道駅の近くで観光できるよう完結させています。

色んな予約とお金について


 ここでは主に航空券、空港からの移動、宿泊、特急電車(TGV)、レストランの予約方法と赤裸々な金額について、サイトやアプリの紹介を含めお役立ち情報を紹介してきます。なお僕たちの旅行全体の予算感は、30万~40万円で収まるようにしています。この金額も踏まえてご自身の旅行の参考にしてください。

航空券

 金額を抑えるためにもなるべく早い時期に、そして大型連休からなるべく外した航空券を予約しましょう!僕たちは旅行の約3か月前に航空券比較サイトを使って予約しましたが、3か月前でも遅すぎるくらいでした。僕たちの旅行期間が 
4月24日 ~ 5月1日 
というゴールデンウィークの序盤の休みを利用しての旅行でしたので、それを踏まえた上でのお金と予約方法を紹介します。

●フライト情報
(往路)
 ・KIX(9:30発)   →  ICN(11:20着)
 ・ICN (13:05発)     →  CDG(18:30着)
(復路)
 ・CDG(13:10発) → ICN(7:15着)
 ・ICN(9:35発) → KIX (11:20着)

●航空券費用:127,750円@1人

●予約方法:トラベルコ から予約し、近畿日本ツーリストさんを利用しました。

 僕たちがこのフライトを選択した理由は↓です。
 日本⇔フランスの直行便より安くて、乗換え含むフライト時間がそこそこ短くて、金額も抑えられたためです。トラベルコで調べるとわかりますが、乗換え含むフライト時間を30時間以上などにすると、めっっちゃくちゃ安くなります。しかし僕たちのような休みがあまり取れない人はこのラインが限界でした。
 旅慣れている人だったら、Google flightや航空会社のサイトを使ってご自分で予約されるのもありかもしれませんが、僕たちのようなたまにしか旅に行けない人は、乗換え場所や到着時間、航空会社、旅行代理店の違いによってどれくらいの金額の差が生まれるのか?を把握することが非常に難しいので、航空券予約比較サイトを使って予約しましょう。

 クレジットカードは必須です!

ホテル

 言葉に自信があるなら、Airbnbを使用するのもありかもしれませんが、今回はインターネットで予約することにしました。フランスのホテルの注意点は、日本のホテルと違って冷蔵庫がないこと、歯ブラシがないことがあるので、事前に確認するか、少なくとも歯ブラシは持っていきましょう。
 さて予約について海外の宿泊予約サイトは多々ありますが、もちろん日本語で対応できるものでいきました。無論素泊まりです。ご飯はレストランとスーパーで調達しましょう。

●予約方法:Hotels.com(ホテルズドットコム)
 採用理由1)日本語対応!!
 採用理由2)アプリが使いやすい(予約が見やすい、予約からGoogle mapやiOSのmapアプリに直接連動して行き先を表示可能)
 採用理由3)日本のホテルと違うことが多い「いつまでなら無料キャンセル可能か」が明確に書いてある
 オマケ)10泊したら、1泊無料!

●滞在先と金額(ホテルは全てベッド2つで1つの部屋です)
※具体的な場所は、別のフランス旅行日記記事に記載しています

初日:パリ
ホテル名:トランスコンティネンタル Transcontinental
金額:5,200円@1人
  次の日早朝に、モンパルナス駅から特急電車(TGV)に乗る予定だったため、モンパルナス駅から一直線で徒歩で歩いて行ける+途中に大きなスーパー(auchan)がある!夜のワインも朝のご飯もすべて揃えられます!

2日目・3日目:ボルドー シトテル レ シャントリー  Citotel le Chantr :一泊5,000円@1人
 ボルドーの特急停車駅(ボルドー・サンジャン駅)から4kmくらいあり、歩くには遠いですが、泊まったことがある友人の紹介で信頼がおけたため。また近くに大きなスーパー(auchan)があること、美味しいディナーのお店があることが何よりも魅力。詳細は後ほど!

4日目:ストラスブール イビス ストラスブール サントル ガール  ibis Strasbourg Centre Gare:5,020円@1人
 ストラスブールのTGV停車駅(ストラスブール駅)のすぐ近く。長時間特急電車(TGV)で移動した後だったので、重い荷物を直ぐに置きたかったことと、ホテルと主要観光地に行くまでの間にスーパーがあったからです!

5日目・6日目:パリ イビス パリ ガール ドゥ レスト:一泊5,500円@1人
 特急電車(TGV)の停車駅であるパリ東駅のすぐ近く。帰りのシャルル・ド・ゴール空港へのアクセスだけしか考えていない選択でした。パリの中は地下鉄やら移動手段がいくらでもあるので、正直どこでも良かったです。

クレジットカードは必須です!

まとめ

 いかがだったでしょうか。インターネットとスマートフォンさえあれば、何でも日本でできちゃいますね。旅行の計画を立てるのも、Google mapさえあれば電車の乗り換えも含めて検討できますし、外国語のサイトで予約する場合でもGoogle Chromeの翻訳機能などを使えば言葉がわからなくても問題ありません。
 旅行会社のツアーで旅行した場合でも効率よく回れたり、同行者と仲良くなったりできるかけがえのない経験ができるメリットはあると思います。でも個人で旅行を手配したら 好きなところに行って、好きなものを食べて・飲んで、好きなだけその場所にいて 好きな人と過ごせるという最大のメリットがあります。海外旅行をしていたら言葉や文化の違いからどうしてもストレスに感じるところもあると思いますが、個人旅行ならその余りあるメリットでもっともっと快適に過ごすことができます!

 次の記事では、移動手段の予約方法、現地でガイドを手配した通訳兼ソムリエへの依頼方法、あって良かった持ち物・アプリ、最高のレストランを予約する方法について詳しく述べていきます!それでは!